|
トップ > ニュース
2012年度ルールの変更に関して
[2012年03月11日]
2012年4月1日より一部ルール変更を行います。詳細は2012年度ルール改定のページをご確認ください。
半年以上にわたって混合バレーボールのルールに関して調査、研究及び検討をしました。今回のルール改正を経て今後5年間は変更しないつもりでいます。施行に当たって多くの方々にご迷惑をおかけしますが、混合バレーボールのよりよい未来に繋げるためご理解とご協力をお願いいたします。ルール改正に当たっての紆余曲折及び具体的変更点、変更理由に関して下記に記載させて頂きます。施行は平成24年4月1日からになります。
スポーツのルールはわかりやすいほうがよいです。より沢山の方々にルールを理解して頂き、混合バレーボールを楽しんで頂きたいと考えています。現行ルールは沢山の方々に理解して頂くことは難しく、一般的には受け入れにくいようです。混合スポーツとしてはバランスの取れたルールだと考えていますが、浸透度(ルールが少し難しく理解されにくい)、審判の問題(相互審判のため審判が難しい)などを考えていると初版からの第2版の改正は時期尚早であったと考えております。より沢山の方々に混合バレーボールを楽しんで頂くために第3版にあたる今回の改正はJVAルールの準拠に少し近づけていきます。
また協会設立前より構想していたことに関しても今回のルール改正に伴って採用していきたいと考えています。それは混合スポーツとして『男性も女性も活躍できるスポーツにしていきたい。1人でも多くの選手に活躍してもらいたい。』という考えです。男女混合という男女が一緒に競技する球技としては、身体能力に勝る男性が優位にならないようなルールは必要だと考えています。ルール的に男性が得意とするプレーはある程度の考慮が必要です。とは言え競技スポーツとしての側面も重要にしていきたいため、明示的に男女により1点の重みを変えること、男性を制限すること、女性を優遇すること等は控えたいと考えています。競技者は男性も女性も変わりないものとしてルールを考えていかなければ競技スポーツ的側面が崩れていきます。競技の面白さを損なわないことも踏まえてルールを検討しました。
混合バレーボールは、6人制男子及び女子の経験者が多い為、JVAルールは8割以上の選手がある程度理解していると考えています。JMVA特殊のルールに関しても、JVAとの比較である程度説明がつきますが、JVAルールが基本にあるため切り替えが簡単に出来ない選手もいます。 今回のルール改正にあたって、参加チームからのアンケート、理事会での意見交換、競技スポーツ的観点、生涯スポーツ的観点、関東上位大会観戦上の見解などをはじめ安全面、ラリー制、競技性、わかりやすさ、マナー、審判的見解、混合バレーボールの将来性などから検討した結果、下記のように改正します。
(1) ジャンプサーブ:禁止 (2) バックアタック:従来通り (3) タッチネット:修正 (4) パッシング:従来通り (5) オーバーネット:JVAルール準拠(但し相手のプレーを妨害しない限り、相手空間上で両手でボールをティッピング及びヒットする行為は反則にはならない。両手でボールを触ろうとした結果、片手で処理することも反則にはならない。相手空間上で片手のみを使用してティッピング及びヒットする行為は反則となる:相手空間上でのダイレクトスパイクは反則) (6) リベロ4人制導入(新ルール) (7) 35点打ち切り制度の導入 詳細は2012年度ルール改定のページをご確認ください。以上よろしくお願いします。
|