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ケースブック

ルールブックの補足事項、新解釈に関して紹介します。ルールブックよりもケースブックは優先活用されます。


ケースブック1:ホールディングの定義

第35条第七項にあるホールディングの定義ですが『競技者はボ-ルをヒットせず、ボ-ルをつかんだり、投げたりしてはならない。違反した場合にはホールディングの反則が適用される』下記を基準にするようにしてください。

ケースブック1:
下記のプレーに関してホールディングの反則としてください。

1、ボールをキャッチする行為(ボールの動きを止める行為)

2、ボールをキャリー(ボールにタッチしてからリリースするまでにボール一個分以上距離があった場合)する行為

ケースブック2:相手コートへの侵入

Q:ラリー終了後、プレイの勢いが余って相手コートに侵入してしまいました。この場合にはどのような反則を適用させるべきですか?


A:ラリー前後に完全に相手コートに侵入した場合には、警告を与えてください。
ラリー終了後に相手コートへの選手の侵入があった場合には、そのラリーは終了としてラリーの勝者に得点が与えられる、が相手コートに侵入した警告とし侵入されたチームに1点とサービスの権利が与えられる。

例:ラリー終了後、Aチームの選手がスパイクの勢い余って相手コートへ完全に侵入してしまった。
そのスパイクが決まった場合:ラリーの得点はAチームへ→Aチーム選手にイエローカード→Bチームへサービス権と1点が与えられる(結論的にAチーム、Bチーム両方に1点が入ります。)
そのスパイクが決まらなかった場合:ラリーの得点はBチームへ→Aチーム選手にイエローカード→Bチームへサービス権と1点が与えられる(結論的にBチームに2点が入ります。)


関連ルール
第35条 競技者の反則
第1項 競技者はラリーの前後に関わらず相手側コートに侵入してはならない。上記の場合にはパッシングの反則又は警告が適用される。

第44条 罰則をともなう不法な行為
第1項 マナー違反行為(警告):ラリー終了後にネットを故意に揺らす・試合中に相手コート及びベンチに侵入する・相手チームへの挑発的なガッツポーズ、ボールを故意に蹴る、などの行為を含む相手チーム、審判が不快に思う態度・暴言を示した場合。

ケースブック3:上空でのパッシング?

Q:パッシングの反則に関してですが、ネットの上下及び網目内において (相手コート空間内)も掌、シューズが完全に出た場合にはパッシングのルールが適用されますか?

A:ネットの上下及び網目内においては相手のプレーを妨害しない限り反則としません。

 

ケースブック4:ネット上空でのボールの押し合い

Q:第29条第二項(2)相対するチームの2人の競技者がネット上で同時にボールに触れボールがなおインプレーの状態にある場合、レシーブしたチームはさらに3回の打球が許される。このようなボールがアウトとなった場合、送球をしたチームの得点となる。どちらのチームが送球側か分からない場合にはノーカウントとなりそのラリーはやり直しとなる。

上記の解釈に下記が追記されます。

1、相対するチームの選手が双方ともにボールに接触した場合、ボールが完全に相手コートに返るまでレシーブしたチームを送球側として考えます。ただしボールを押しあった結果、ボールが送球側じゃないチームの許容空間に完全に入った場合には送球側は変わりません。その後、ラリーがつながった場合には送球側は変更になります。

2、ボールが送球側ではないチームの許容空間に完全に入りまだ押し合いが続いていた場合、送球側のオーバーネットは成立しません。

ケースブック5:白帯上空での相手チーム空間への侵入

ネット際に関しての質問です。
 
Q:白帯上にあるボールを相手チーム空間上でボールタッチした場合、オーバーネットの反則で良いか?相手チーム空間上にあるボールに関してブロックはトスの妨害をしない限りブロックしても良い事になっていますが、それ以外のトスや、味方チーム空間にボールを戻そうとする行為は反則にはならないのでしょうか?

A:ルールブック上は第35条第二項に下記とあります。
競技者はブロックを除き相手側コートにあるボールに触れてはならない。違反した場合にはオーバーネットの反則が適用される。

よって白帯上空での相手チーム空間への侵入はオーバーネットの反則が適用されます。但しスパイクをブロックする場合と、ネット上空での押し合いが発生するときはのぞきます。



ケースブック6:タッチネット

タッチネットに関して補足します。

【タッチネット】
ルールブック第35条 
第3項 競技者は競技中ネット(白帯、ひもを含む)及びアンテナに触れてはならない。違反した場合にはタッチネットの反則が適用される。

競技中とは試合開始の挨拶から試合終了の挨拶を指します。その間にネットにふれた場合にはタッチネットの反則が適用されます。ラリー後のタッチネットに関してはラリー終了後の反則として、ラリーの点数移動の後の反則として該当者のいるチームにタッチネットの反則が適用されます。(ラリーに因果関係がある場合はそのラリー中のタッチネットになります。)ラリーに勝ったチームがラリー終了後タッチネットをした場合、サーブを打つ前にサーブ権の移行になり、フォーメーションが1つ動きます。
ラリー中のタッチネットは副審の吹笛事項にありますが、ラリー終了後のネットタッチも同様に副審も吹いて良い事にします。