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2023年度ルール改定

[2023年03月25日]
2023年度より日本混合バレーボール連盟が規定する混合バレーボール競技規則(以下、JMVAルール)は、下記に記載するJMVAルールを採用し、下記以外については公益財団法人日本バレーボール協会(以下、JVA)の最新の6人制競技規則に準拠します。
 
1.ネットの高さ
ネットはセンターラインの上に垂直に設置し、上端の高さは2.24mである。
 
2.ボール
ボールは日本混合バレーボール連盟公認球を使わなければならない。
円周 :65~67cm(5号球)
重さ :240±10g
内気圧:300±10hpa
 
3.チームの構成
1.試合のために1チームは14人までの選手と、さらに次のスタッフで構成することができる。
※監督、コーチ、マネージャー各1人
監督、コーチ、マネージャーは審判から見える位置にワッペンを着用しなければならない。
受付用紙又は指定の選手名簿に記入された選手、監督、コーチ、マネージャーがベンチに入ることができ、その選手はコートに入り試合でプレーすることができる。
2.選手の1人が、チームキャプテンとなる。
3.試合前、チームキャプテンはチームを代表してトスを行う。チームキャプテンの記録用紙へのサインは、試合終了後だけとする。
4.監督のサインは、ラインアップシートのみにサインをする。
 
4.服装
選手の服装は、ユニフォーム上着、パンツ、スポーツシューズからなる。
1. ユニフォーム上着の色・デザインはチームで2種類の範囲内で統一しなければならない。袖の長さは許容する。
2.番号は、00又は0から99までの番号をつけなればならない。
3.番号は、ユニフォーム上着の前後ともにつけなければならない。
4.番号は、10cm~20cm四方のものとしユニフォームの下地と番号が同色であってはならない。
5.試合中にはがれる恐れのある番号は認めない。
6.ゲームキャプテンは、JMVA公認キャプテン章を、審判から見える位置に着用しなければならない。
7.原則パンツは、他の選手と同じ色でなければならない。デザインはワンポイントデザインの違いは許容するが、ラインが入っているパンツと入っていないパンツの違いは認めない。
8.ユニフォームの下に着用するアンダーウェアの色・デザインは問わない。
このルールは、2024年度までとし、2025年度からはJVA6人制競技規則に準拠する。
 
5.試合前後の挨拶
試合前はエンドラインに競技者は全員が並ばなければならない。その際にいない競技者はその試合に参加することは出来ない。試合後はエンドラインに試合終了時点でコートに立っている6人で整列し、ファーストレフェリーの吹笛後必ず相手チームに挨拶をしなければならない。
 
6.セット数と最大点数
基本的には、試合は1セットとし最低2点リードし、先に25点を得たチームが勝利する。24-24の同点(タイ)になった場合は、2点のリードが得られるまで続けられる。但し34-34になった場合は、先に35点を得たチームが勝利する。試合が1セットの場合は、インターバルとコートチェンジは行わない。
 
7.ウォームアップ
公式ウォームアップは行わない。各チームの1試合目は5分間、2試合目以降は3分間、両チーム合わせてウォームアップを行う。
 
8.ローテーション
1.いかなるときも1チーム6人でプレーしなければならない。チームのスターティングラインアップは、コート上の選手のローテーション順を示し、男性・女性を交互とする男女交互ローテーションとする。この順番は、そのセットを通じ維持しなければならない。
2.ラインアップシートに誤り(男女比や交互になっていない。リベロの登録漏れ等)があった場合には、相手チームに1点付与し正しい位置に戻す。この場合サービスの移動は発生しない。
3.ラインアップシートを訂正しなくても試合を続けることができる場合は、正規の選手交代をせずに、ラインアップを変更することは認められない。
 
9.ダブルフォルト
1つの動作中であれば、ボールは身体のさまざまな部分に連続して接触してもよい。
 
10.ジャンプサービス
サービスヒットの瞬間、サーバーは両足又は片方の足がサービスゾーン内に触れていなければならない。また、(エンドラインを含む)コートやサービスゾーン外のフロアに触れてはならない。
サービスヒット完了後、故意ではなく極めて短い瞬間、両足が地面から離れた場合は、サービスの反則としない。サービスゾーン外やコート内に踏み込んでもよい。
 
11.バックプレーヤーのアタックヒット
バックプレーヤーは、フロントゾーンの後方から、ネット上端より完全に高い位置にあるボールをアタックヒットしてはならない。この場合、アタックヒットの反則となる。
 
12.選手交代
選手交代は、1セットにつき1回だけスターティングラインアップの同性の選手と交代し、試合に出ることができる。ベンチに戻る場合は、先に交代したスターティングラインアップの選手とだけ代わることができる。
 
例外的な選手交代
例外的な選手交代とは、リベロ、セカンドリベロ、またはリベロの入れ替え選手以外で、負傷、病気、退場、または失格の発生時にコートにいなかった同性の選手が、かわりに出場することをいう。この負傷、病気、または退場で交代した選手は試合に戻ることはできない。
 
13.リベロ
1.各チームは、試合毎にリベロを男女各2名、合計4名ラインアップシートに記入することができる。
2.試合中、3名のリベロが同時にコートに立つことができる。
3.リベロは、チームユニホームの上にJMVA公認のリベロビブスを着用しなければならない。
4.リベロは、バックのポジションの同性の選手と入れ替わることができる。リベロの再指名も同性とする。
 
14.罰則の追加
1.無作法な行為:良いマナーや道徳の反則に反した行為(試合中に故意にネットを掴んだり、故意にボールを蹴る等相手が不快に思う行為なども含む)
2.攻撃的な行為:実際の身体的攻撃、または攻撃的、威嚇的な行為(シューズでの外出、喫煙マナー、会場ルール等社会常識を守れない場合なども含む)
 
 
通常大会(JMVA球)、スーパーミックス大会(モルテン球)などの各大会ルールは下記をご確認ください。